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工場建設・工場建築のファクトリアTOP > 工場・倉庫の改善事例ケースブック > 「きつい」Case03 工場、倉庫全体の暑さには遮熱塗装を採用

「きつい」はこうチェンジ

CASE 03

【課題内容】
工場、倉庫全体の暑さには遮熱塗装を採用

【課題解決内容】
夏場は工場内の温度がぐんぐん上昇し、スタッフの作業効率が落ちます。室内なのに熱中症になるケースもあり非常に危険です。コストを気にせず冷房をかけるだけで解決する場合はいいですが、建物が古い場合、また倉庫として建てた作業場は断熱を考慮しておらず、太陽熱の影響を直接受けます。いくら冷房を効かせても効果はありません。空調コストの問題と、スタッフのモチベーション低下による生産性の低下が問題となります。

BEFORE...

遮熱塗装をしていない屋根や壁面では、工場内の気温がどんどん上昇

太陽熱がそのまま室内に

遮熱塗装で建物全体をクールダウンし
快適な職場環境を実現

  • サーモグラフィー

  • アドグリーンコート

工場の屋根・壁に遮熱塗装を施すだけで建物全体をクールダウン。塗るだけなので既存の建物にも施工でき、簡単に取り入れられます。さらに、室内に伝わる熱を大幅にカットできるため、夏場だけでなく、冬場の省エネ・空調コストの削減も期待できます。

工場・倉庫の建物全体の暑さの改善事例・対策

暑さがひどい工場や倉庫では、スタッフの作業効率が落ちます。特に、夏場は屋根や外壁表面の温度が70度近くまで上昇し、その熱が室内にも伝わるため、工場内の温度がぐんぐん上昇し、室内なのに熱中症になるケースも少なくはなく、非常に危険です。
コストを気にせず冷房をかけるだけで解決する場合はいいですが、冷房機器のコストは、ほとんどの作業場で気になる点だと思います。また、建物が古い場合や倉庫として建てた作業場は断熱を考慮しておらず、太陽熱の影響を直接受けます。いくら冷房を効かせても効果はありません。空調コストの問題と、スタッフのモチベーション低下による生産性の低下が問題となります。

建物全体の暑さがひどい場合のデメリット

暑さがひどい工場や倉庫では、スタッフの作業効率が落ちます。特に、夏場は屋根や外壁表面の温度が70度近くまで上昇し、その熱が室内にも伝わるため、工場内の温度がぐんぐん上昇し、室内なのに熱中症になるケースも少なくはなく、非常に危険です。

コストを気にせず冷房をかけるだけで解決する場合はいいですが、冷房機器のコストは、ほとんどの作業場で気になる点だと思います。また、建物が古い場合や倉庫として建てた作業場は断熱を考慮しておらず、太陽熱の影響を直接受けます。いくら冷房を効かせても効果はありません。空調コストの問題と、スタッフのモチベーション低下による生産性の低下が問題となります。

建物全体の暑さがひどい場合、起こりうる事故やケガ・トラブル

工場・倉庫において暑さが原因で起こる事故やケガの中で特に代表的なものが「熱中症」です。特に、ただでさえ暑い夏は機械排熱も相まって、工場・倉庫では熱中症のリスクも高まります。

厚労省の調査によると、職場での熱中症による死傷者数は2021 年は561 人、うち死亡者数は 20 人となっています。熱中症による業種別死傷者数は、建設業130件、製造業87件、運送業で61件となっており、工場や倉庫に係る機械のある業種は、全体の約5割を占めています。特に製造業においては、屋内での熱中症発症が約46%となっており、熱中症は屋外作業で発症するとは限らないことが分ります。

熱中症による直接的な被害の他にも、意識を失った事で、転倒して頭を打ったり、高所から落ちたり、交通事故に繋がったりと、熱中症の二次災害によるトラブルも少なくはありません。

また、太陽が出ている限りずっと熱が伝わってくるため、いくら空調を強めてもコストばかりかかって全然涼しくならないとういう事も有り得ます。

建物全体の暑さへの対策

こういった屋根や外壁から伝わってくる熱による工場・倉庫の暑さへの対策としてお勧めしたいのが「遮熱塗料」です。遮熱塗料には、大きく分けて3つの効果が期待できます。

屋根・外壁の温度上昇をおさえられる

遮熱塗料の期待できる効果の1つ目は、屋根・外壁表面の温度を抑えられる点です。遮熱塗料には、太陽光や紫外線を反射させて温度上昇を抑える機能があります。直射日光が当たりやすい屋根に、遮熱塗料を塗装する事で、表面温度は約15度ほど、室内温度は約7度下がるというデータもあります。温度が高くなりやすい濃色の建物にも効果的です。

冷房代を抑えられる

遮熱塗料の期待できる効果の2つ目は、光熱費を削減できるという点です。暑さの対策として空調設備を思い浮かべる方は多いと思います。しかし、外部からの熱が常に入ってくる状態では、空調設備の効率は大幅に落ちてしまします。

効果の1つ目で、屋根・外壁表面の温度上昇が抑えられる点を挙げましたが、これによって室内の温度も平均2~3度下がると言われております。温度上昇の大元とも言える屋根温度の上昇を抑える事が出来れば、空調設備の効率アップにも期待が出来ます。

冷房の使用量が減るため、およそ10~20%の電気代カットに繋がりますし、環境対策にも貢献できるという効果もあります。

熱によるダメージから建物を守る

遮熱塗料の期待できる効果の3つ目は、建物をダメージから守れるという点です。外部からの熱は、屋根・外壁を劣化させる要因の1つです。屋根・外壁の劣化は建物全体にも影響を及ぼすおそれがあるため、遮熱塗料を塗装する事で、建物の劣化要因を減らすことができます。建物のメンテナンスと同時に暑さ対策にもなる事が利点です。

工場・倉庫の建物全体の暑さ軽減で期待できる改善効果・メリット

ここまで「遮熱塗料」による暑さ対策について紹介してきましたが、工場・倉庫建物全体の暑さの軽減による効果の1つはやはり、事故や健康被害のリスクを軽減できるという点です。毎年夏には、熱中症にて多くの方が被害を受けでいますが、半分以上の方が屋内で発症すると言われております。熱中症は下手をすれば命にもかかわるため、快適な労働環境を築くためにはもちろん、従業員の命を守る意味でも、遮熱塗料の果たす役割は大きいです。

また、「遮熱塗料」によって光熱費が抑えられるという紹介もしましたが、この省エネ化で削減した電力に伴うCO₂排出量の削減効果や、ヒートアイランド現象の緩和など、環境問題に対する効果も大きいものです。大げさな話かもしれませんが、遮熱塗料によって工場・倉庫全体の温度を軽減する事は、従業員への配慮のみに留まらず、異常気象、大気汚染、生態系等様々なものに対して良い影響をもたらします。

以上のように、暑さ軽減によって職場環境を快適化したり、屋根等の寿命を長くする事で建設廃棄物の削減に繋がったり、省エネによってエネルギー効率を促進したりと、遮熱塗料による工場・倉庫の暑さ軽減は様々なメリットを生み出します。そしてこれらは、ビジネスチャンスの創出、企業イメージの向上としても注目されているSDGsへの取り組みにもなり、企業イメージアップにも繋がるでしょう。

工場・倉庫の建物全体の暑さ改善についてお気軽にご相談ください

文中では主に暑さの発生を抑えるための「遮熱塗料」について挙げてきました。遮熱塗料と一概に言っても種類は様々あり、金額や耐用年数も物によって違います。また、塗料以外にも「遮熱」という面で活躍する別のアイテムもあります。空調設備を検討する際はぜひ遮熱や断熱と併せてご検討ください。

この記事で紹介してきたように、工場・倉庫で暑さの改善を目指す場合、空調設備はもちろんですが、建物自体(屋根・壁)も同じくらい重要性を担っています。建物自体の暑さでお困りの際はぜひ一度ご相談ください。