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工場の省エネを実現!具体的な省エネ対策・アイデアを紹介(事例あり)

電気代の高騰やCO2削減の目標達成など、工場経営において省エネは喫緊の課題です。しかし、多種多様な設備が稼働する工場で、一体どこから手をつければ良いのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、工場で省エネが求められる理由や省エネ対策に取り組むメリット、工場の省エネを実現するための具体的な対策やアイデアをご紹介します。
自社の状況に合わせて最適な省エネ対策を見つけるためのヒントを探してみてください。

工場で省エネが求められる理由

工場において省エネが求められる理由は多岐にわたりますが、次に挙げる5つが主な理由です。

これらの要因はすべて企業経営に直接的な影響をもたらし、無視することのできない重要課題となっています。

燃料価格の高騰

燃料価格の高騰は、特にウクライナ問題を背景に近年大きな関心を集めています。日本の電力の大部分は天然ガスや石炭、石油を燃料とする火力発電によって賄われており、燃料価格の上昇はすなわち電力料金の上昇を意味します。

今後も原油価格、石炭価格、天然ガス価格が上昇し続ける見通しがあるため、燃料コストの上昇は長期的な課題となっているのです。これに対応すべく、工場では省エネ対策が不可欠となっています。

電気料金の高騰

電気料金の高騰は、燃料価格の上昇に起因しているとされています。日本における電力の約76%が火力発電によって供給されており、前述したような燃料となる資源の価格増加が電力料金に直結しています。

このような背景から、電気料金を抑えるためには、エネルギーの効率化と再生可能エネルギーの活用がますます重要となるのです。

CO2削減・SDGs

CO2の削減は、気候変動問題に対する国際的な取り組みの一環として強く求められています。地球温暖化の進行が懸念される中、日本を含む多くの国で「カーボンニュートラル」を目指す動きが活発化しているのが現状です。

持続可能な社会の実現を目指すSDGsにおいても、クリーンで持続可能なエネルギーの利用が目標とされています。工場での省エネはこの流れに対応するものであり、社会的責任と企業価値の向上に不可欠なのです。

コスト削減

省エネ対策は、直接的に利益を生むわけではありませんが、光熱費の削減によって結果的に企業の利益を向上させることができます。

設備投資が必要な場合もありますが、機器の効率的な運用によって初期コストを抑えた低リスクでの省エネが可能です。

また、エネルギー消費の効率化によってランニングコストが削減されるため、長期的には経済的なメリットが期待できます。したがって、省エネは持続可能な経営における重要な戦略と言えるのです。

法的規制への対応

近年、省エネ法をはじめとしたエネルギーに関する法規制がますます厳格化してきています。工場や事業場では、エネルギー管理者の設置やエネルギー使用状況の報告などが義務付けられ、未対応の場合は社会的な信用を失うリスクも生じます。

これにより、法的な基準を満たすための省エネ対策は、工場運営における喫緊の課題となっているのです。

工場で省エネに取り組むメリット

ここからは工場で省エネに取り組むメリットをご紹介します。

以下のようなさまざまなメリットをもたらしますので、省エネに取り組み、持続可能な経営基盤を築きましょう。

コストを削減できる

省エネ対策は、初期費用がかかることもありますが、長期的にはランニングコストを大幅に削減することが可能です。新しい省エネ対応の設備を導入することで、光熱費の抑制によって利益率が向上し、実質的に売上増加と同等の効果を得ることができます。

また、国や地方公共団体の助成金を活用することで、初期投資を軽減することも可能です。さらに、運用の工夫により設備投資を抑えつつ省エネを実現する方法も多くあります。

設備の寿命を延ばせる

工場での省エネは新しい設備の導入だけでなく、既存設備の定期的なメンテナンスや日常的な節電・節水行動を通じて、設備の寿命を延ばすこともできます。

例えば、油圧装置の定期的なメンテナンスを行うことで、フィルタの目詰まりを防ぎ、機械の負担を軽減することが可能です。

日常的に機器の使用を控えることや、必要のない電力をオフにすることは、設備の負担を減少させ、結果的に長期的な使用が可能になります。このような取り組みで、工場全体の効率を向上させつつ、設備のライフサイクルを延ばすことができるのです。

企業のイメージアップ・競争力向上につながる

省エネへの取り組みは企業のイメージアップや競争力の向上にもつながります。省エネ活動の成果を効果的にアピールすることで、企業のCSR活動としても価値を増し、投資家や顧客からの信頼を獲得できるでしょう。

また、競争力の強化により他社との差別化が可能となり、新たなビジネスチャンスや優秀な人材を引き寄せる効果があるのです。

工場における省エネ対策実行STEP

工場での省エネ対策を成功させるためには、組織的なアプローチが必要です。

効果的な省エネを実現するためには一連のステップを着実に進めていく必要があります。以下に、各ステップについて詳しく解説します。

①現状把握と課題の明確化

まずは工場全体のエネルギー消費状況を詳細に把握し、消費量の多い設備や工程を特定します。ヒアリングやデータ分析を通じて、省エネのポテンシャルが高い箇所を洗い出し、具体的な課題を明確化します。

例えば、空調設備の稼働時間や照明の使用状況、機器の稼働率などを詳細に分析することで、改善すべき点が浮き彫りになるでしょう。

②対策の選定・計画

現状把握で得られた情報を基に、具体的な省エネ対策を検討します。照明のLED化や、空調設備の効率化、モーターの効率化など様々な対策が考えられますが、各対策の効果やコストを比較検討し、優先順位を付けて計画を立案することがポイントです。

また、従業員の意識改革も重要な要素であり、省エネに関する教育や啓発活動も計画に盛り込む必要があります。

③省エネ設備の導入・運用

計画に基づいて、省エネ設備の導入を行います。導入後は、設備の適切な運用が重要です。

定期的なメンテナンスや点検を行い、設備の性能を維持することが求められます。また、従業員への操作方法の指導や、省エネに関するマニュアルの作成も必要です。

④効果測定・継続的な改善

導入した省エネ対策の効果を定量的に評価するために、エネルギー消費量の推移を定期的に測定します。測定したデータをもとに、必要に応じて計画の見直しや新たな対策を講じることで、対策を強化しましょう。

省エネ対策は一度実施すれば終わりではなく、継続的な改善活動が重要です。PDCAサイクルを回すことで、より高い省エネ効果を実現できます。

工場の省エネ対策・アイデアまとめ

工場での省エネ対策として、エネルギー源の活用法や設備の管理方法を見直すことで、効率的かつ持続可能な生産が可能となります。

ここからは、具体的な省エネ対策についてのアイデアをご紹介していきます。

再生可能エネルギー活用による省エネ対策(太陽光発電など)

再生可能エネルギーの活用は、工場の省エネ対策として非常に有効な手段です。特に自家消費型太陽光発電は、多くの工場において屋根にパネルを設置することで、電力消費の一部を太陽光エネルギーで賄うことができます。

これにより、電気料金の削減やCO2排出量の削減に貢献します。また、風力発電や新電力の利用も、再生可能エネルギーを活用する選択肢の一つです。

導入には大きな初期投資が必要ですが、持続可能なエネルギー供給を可能にすることで、長期的な省エネ効果、そして災害時のリスク軽減にもつながります。

空調設備の省エネ対策

空調設備は工場のエネルギー消費量を大きく左右します。空調費用は工場運営コストの中でも大きな割合を占めるため対策が必須です。

空調設備の省エネ対策としては、以下のような対策が挙げられます。

  • ビニールカーテンを導入する
  • 断熱塗装や断熱材で工場内の気温上昇を抑える
  • 設定温度や使用時間を見直す
  • 高効率な空調を導入する

例えばビニールカーテンを設置することで冷暖房の効果を高めたり、断熱塗装で室温の上昇を防いだりする方法があります。

さらに、冷暖房の設定温度を見直すことで消費電力の削減が期待できます。また、高効率空調設備を使用することも、省エネを推進する一つの手段です。これらの方法を組み合わせて、より効果的な空調省エネを実現しましょう。

冷蔵・冷凍設備の省エネ対策

冷蔵・冷凍設備の省エネ対策には、以下のようなアイデアが挙げられます。

  • 設定温度の最適化
  • 冷却装置の更新
  • デフロスト制御による効率的な温度管理(冷凍庫)

まず設定温度の適正化が挙げられ、商品の品質を維持しつつ、設定温度を少し上げることで省エネ効果を発揮します。

さらに、老朽化した冷却装置を新しい装置に更新することで、冷却効率を上げることも重要です。

デフロスト制御によって冷凍庫内の霜を抑え、効率的な温度管理を行うことも大きな効果が期待できるでしょう。

照明の省エネ対策

工場内の照明は、安全性を維持するために重要ですが、省エネへの取り組みも可能です。例えば以下の対策は比較的容易に導入できるでしょう。

  • LED照明
  • 人感センサー
  • デマンド監視システム

LED照明を導入することで、従来の照明よりも消費電力を大幅に削減できます。さらに、人感センサーを取り入れることで、必要な時だけ照明を使用する仕組みを作り、無駄なエネルギー消費を防ぐことができるでしょう。

また、デマンド監視システムを利用して最大電力を管理することで、電力契約の効率化にもつながります。

ボイラ・工業炉の省エネ対策

工場において多くのエネルギーを消費するボイラや工業炉も、以下のような省エネ対策が求められます。

  • 燃焼空気比の設定を改善する
  • 脱炭素燃料へ転換する
  • 高効率ボイラの導入、優先運転
  • ボイラの運転圧力の調整
  • リジェネレイティブバーナーの採用
  • 工業炉の燃焼空気比の改善
  • 炉壁の断熱

たとえば燃焼空気比の改善や高効率ボイラの導入によって効率的な運用が可能です。

また、税熱を回収して再利用する排熱回収装置の導入や、工業炉の断熱性能を高めることによって、さらに省エネを進めることもできるでしょう。

ポンプ・コンプレッサ・ファンの省エネ対策

ポンプやコンプレッサ、ファンの効率的な運用も省エネの重要なポイントです。例えばインバータを用いることで、モータの回転数を調整し、省エネ運転が可能になります。

さらに、エア配管の漏れ防止やコンプレッサの吐出圧力を下げることで無駄なエネルギー消費を削減できます。

こうした対策により、機械設備からのエネルギー消費を効率的に管理し、運用コストを大幅に削減することができるでしょう。

従業員の意識改善・社内活動・管理体制による省エネ対策

省エネ対策を推進するためには、まず従業員の意識改善が必要です。全社員が省エネを意識して行動することで、より大きな効果を生むことが期待されます。

社内活動として、省エネ意識向上のための教育やエネルギー使用の見える化を図ることが重要です。

また、目標設定と評価制度を導入することで、継続的な省エネ活動を促進することができるでしょう。管理体制を整えながら、省エネ文化を社内に根付かせることが、持続可能な工場運営につながります。

消費電力の見える化

消費電力の見える化は、工場の省エネを進める重要な手段です。リアルタイムで電力消費を監視し、無駄なエネルギー使用を特定することで、効率的な対策を実施することができます。

常にエネルギー使用状況を把握し、従業員の省エネ意識を高めることができれば、工場全体でエネルギーコストの削減を実現し、省エネ活動のモチベーションを維持することが可能です。

【ファクトリア】工場における「省エネ」に関する施工事例

ファクトリアでは、環境への配慮とコスト削減を両立した工場建設も得意としており、様々な省エネ施工事例が数多く存在します。

ここでは、代表的な事例をいくつかご紹介します。

・事例①:CO₂を利用した冷媒システムの活用と太陽光パネルの設置で、約10%の電気代削減と約35%の環境負担削減を実現!

・事例②:熱が発生する部屋に大型シーリングファンを採用。工場内の空気を循環して冷暖房効率アップ!

・事例③:CO₂を利用した冷媒システムの活用と太陽光パネル設置で、従来の同等の建物に比べて約10%の電気代削減と約35%の環境負担削減を実現

・事例④:効率的な空調システムを採用し、省エネルギーで快適な作業環境を実現

・事例⑤:外観にこだわりつつ、太陽光発電ソーラーパネルを設置することで省エネ化を実現

その他の事例:工場建設・工場建築のファクトリアの施工実績一覧

工場の省エネ対策ならファクトリアへご相談ください

工場の省エネは、コスト削減だけでなく、環境への貢献、企業イメージ向上など、多角的なメリットをもたらします。しかし、具体的な対策や導入方法、さらには最新の技術情報まで、把握するのは容易ではありません。

私どもファクトリアでは、長年の実績と専門知識に基づき、お客様の工場に最適な省エネプランをご提案いたします。工場の設計段階から省エネが実現可能な計画を行うほか、エネルギー管理システムの導入、自然エネルギー活用など幅広い分野でサポートいたします。

省エネ対策はもはや選択ではなく、企業の競争力を高めるための必須事項です。工場の省エネ対策をご検討されている場合は、工場建設のトータルブランドサービス【ファクトリア】へお気軽にご相談ください。

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