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工場建設・建築

工場建設の流れまとめ|満足できる工場作りのポイントもご紹介

工場を新しく建設する機会はなかなかないものです。そのため具体的な手順や必要になること・ポイントなど、わからないことがあるのが普通ではないでしょうか。しかし後悔しない工場建設のために、事前にどんなことを検討しておくべきか理解しておくと後々役立ちます。

この記事では工場建設の流れと、事前に検討しておくべきポイントをまとめます。工場建設をご検討中でしたら、ぜひ参考にしてみてください。

工場建設の流れ

まず、工場建設の流れをまとめます。ファクトリアでは、次のような流れで進めます。

1.事業構想
2.基本計画
3.実施設計
4.施工
5.アフター

具体的に、1つずつ見ていきましょう。

工場建設の流れ1~3 事業構想・基本計画・実施設計

電話やHPへのメッセージなど手段は様々ありますが、建設会社へ問合せをする所から工場建設の事業はスタートします。

問合せを受けた後は、実際に発注する側と建設会社で初回面談を行います。ここでは希望内容・コンセプトなどについて建設会社がヒアリングを行います。事業全体の中における新工場の位置づけや建設の目的・理由・背景などをまとめておき、相手に伝えましょう。さらに与条件も提示します。

建設予定地がある場合は、建設会社が各種の調査を行います。具体的には、敷地・地質、近隣・周辺などを調査します。それらをもとに、基本計画・基本設計を作成し、計画が法に抵触しないか法令確認を行います。そして見積もりを作成・提出されます。

見積もりや条件、その他信頼できるかなどさまざまな要素を考え併せて、業者を選定して契約へと進みます。契約後、基本設計をもとにさらに具体的な実施設計を作成して、確認申請・確認許可、建材の調達などに入ります。

発注側としては実際に工事が始まってからよりも、この計画・設計の段階での入念な準備が重要です。後に詳しくまとめますが、満足・納得のいく工場建設のためには細かな点まで検討しておくことが必要です。

工場建設の流れ4 施工

工事の準備ができたら、いよいよ実際の工事に入ります。建物の建設の前に、必要に応じて地盤を強固にする基礎工事を行います。基礎工事の流れを確認しましょう。

工事を始めるにあたり、まず地鎮祭を行います。地鎮祭はその土地の神様に工事の安全などを祈るために行うものです。それと同時に、施主や施工業者、設計者・棟梁・職人など建設に関わる人が顔を合わせる機会でもあります。

地盤改良工事が必要と判断される場合は、建物の建設の前に地盤改良を行います。地盤改良の方法には3つあります。

・表層改良工法…セメントで地表周辺を固める方法
・柱状改良工法…良好な地盤まで円柱状の穴を掘りセメントと土を混ぜて固める方法
・鋼管杭工法…地中の固い地盤に鋼管の杭を打って建物を安定させる方法

それぞれ地質や地形に合う・合わないがあるほか、コストにも違いがあります。

そのほか、地盤に杭を打ち込んで地盤を強化する「杭工事」を行うこともあります。

地盤の問題がクリアになったら、基礎工事に入ります。捨てコン・墨出しと言われる作業を経て、鉄筋組立・コンクリート打設を行います。基礎工事は建物の荷重を支える基礎を作る工事で、非常に重要です。申請図面と違いがないか確認して工事を行います。

基礎工事が完了したら、建物部分の建設に入ります。まず柱や梁となる鉄骨を組み上げる「鉄骨工事」を行います。ようやく建物ができるという実感が湧いてくるかもしれません。

次に屋根をふく「屋根工事」を行います。屋根材にはいろいろな種類・グレードがあります。耐久性や遮音性・耐火性に違いがあるので、工場の性格や将来の稼働予定などを合わせて屋根材を選びます。

さらに外壁工事を行います。外壁材にもいろいろな種類がありますが、延焼のおそれのある部分は防火構造にします。ここまでできるとかなり建物らしくなります。

そして土間工事を行います。骨となる鉄筋を組み立ててコンクリートを打設します。大規模な作業であると同時に、鉄筋がずれないよう注意が必要な工程でもあります。

屋根・外壁・土間の躯体工事が終わると、内部の工事に入ります。内部の工事は大まかに2種類に分けられます。内装工事と設備工事です。

内装工事は、工場部分・事務所スペースの壁や床・天井の工事です。ボード工事・クロス工事・塗装工事・塗床工事などがあります。製造する製品によって工事内容は変わります。たとえば食品工場と自動車部品の工場とでは、適切な壁面や床の仕上げが異なるのは想像しやすいことでしょう。

設備工事の例としては、電気、空調・換気、給排水衛生、消防関係などがあります。これらの工事内容は工場の性格に関わらず必要なもので、工場の基礎的な機能や法律に関わる重要な工事です。事前の設計段階でじゅうぶんに検討しておき、確実に設計通りに施工しなくてはなりません。

それに加えて、製造する製品によって必要となる設備工事もあります。温度や湿度を一定に保つ必要があれば、空調設備は重要です。クリーンルームを作るのであれば、エアシャワーなどの設備がさらに必要となります。重量物を製造するなら天井クレーンなどが必要かもしれません。これらは生産に直接関わる設備です。やはり事前の検討が必須です。

建物そのものの工事のほか、外構工事も行います。外構工事とは工場本体以外の工事のことで、エクステリアとも呼ばれます。具体的な例としては、駐車場や舗装工事・アプローチ・フェンスなどがあります。

生産性とは直接関係のない部分ですが、そこで働く従業員の使いやすさや対外的なイメージを決める工事です。その意味では重要な工事だと言えます。

工場自体の工事内容や費用に目が行きがちですが、外構工事も含めた全体の計画を立てることが必要です。舗装を施す面積や植栽計画などによって費用が変わります。外構工事も内容をよく検討すれば、無駄を省くことができます。

建物・外構の工事が済んだら、引き渡しの準備となります。一般的に、まず建設会社が自社の基準に照らした「自主検査」を行い、設計通りになっているか・問題がないかを確認します。

その後、特定行政庁や指定確認検査機に「完了検査」を申請して検査を受け、検査済証を発行してもらいます。申請は工事が完了してから4日以内に申請しなくてはならず、申請なしで建物を使用すると違法となります。

諸官庁の完了検査が終わると、設計通りに建設されているかの「竣工検査」を施主・建築会社で行い、キズや設備機器の動作などを確認します。

問題がなければ晴れて引き渡しです。機械搬入などを行い、工場の稼働開始となります。

工場建設の流れ5 アフター

工場が稼働を始めてからも、やらなければならないことがあります。「12条点検」と呼ばれる防火や避難・設備についての点検があります。工場の面積や階数によっては12条点検が課せられます。防火など建築物に関する点検は3年ごと・設備の点検は1年ごとに実施しなくてはなりません。

そのほか、建設会社によってはアフターフォローとして設計検証についてヒアリングを行う場合もあります。これは設計時の意図が工場の稼働に反映されているか・有益となっているかのヒアリングです。自社工場の改善に役立つ場合もありますし、設計した際にこうやって蓄積してきたノウハウを活用していたりもします。

引き渡したらお終い、という建設会社もあるかもしれませんが、アフターフォローが充実していると安心感が違います。建設会社選びは、工場稼働後のメンテナンスやアフターフォローなどの対応も重要だという意見もあります。

計画・設計時のポイント

 
ここまで工場建設の大まかな流れを見てきましたが、ここからは発注する側にとって非常に重要となる計画・設計(基本計画)時のポイントをまとめます。発注する側からすると、計画・設計段階でのポイントを押さえた検討が納得のいく工場建設へとつながります。しっかりした計画と設計があれば、あとはその通りに施工されているかどうか確認するだけで済みます。
 
具体的には、次の5つのポイントが挙げられます。
 
1. 将来を含めた用途・コンセプト策定
2. ランニングコストの試算
3. 労働環境・近隣への影響
4. 関連する法律の確認
5. 費用とのバランス
 
1つずつ詳細を見ていきましょう。

ポイント1 将来を含めた用途・コンセプト策定

まず新工場建設の目的や理由・背景を明確にします。事業拡大や新規事業の開始・既存工場の老朽化・増産など、目的や理由はさまざまでしょう。

さらに事業全体における新工場の位置づけや用途も明確にします。新工場で生産する製品は主力の商品なのか・今後軸足を移していく商品なのか・一時的なものなのかなどを考えます。また社会の変動も想定に入れながら、その商品の今後の需要なども予測します。

それによって、将来的にも新工場で同じ製品を作り続けるのか・変更がありうるのかといったことがおのずと決まるでしょう。それは工場の設計や使用を決めるのに大きな指針となります。もしも同じ製品を作り続けるならば、その製品の製造に最適化することが最善の方法です。逆に変更の可能性があるのなら、変更に対応できるような汎用性・フレキシビリティが必要ということになります。

ポイント2 ランニングコストの試算

工場の建築費用を抑えると、建設後・稼働中のランニングコストが余計にかかる場合があり注意が必要です。どうしても建築するまでのことを中心に考えがちになってしまい、稼働後のコスト計算が後回しになりがちです。概算は算出しても、詳細な検討がなされない場合もあります。しかし工場は将来の利益のために建設するものであり、長期的に利益を出し続けるためにはランニングコストの計算は必須です。

設備の内容やグレードによって建築費・設備費は異なります。設備の内容別の費用(イニシャルコスト)に加えて、設備ごとにそれぞれ稼働の条件別のランニングコストを算出します。イニシャルコストとランニングコストのトータルで最も利益の見込める組み合わせがどれか明らかにしましょう。

その他、室内の温度や照明の照度など、設備の違いによっては生産性の差が生まれる場合があります。製造機器の違いによる生産性などふくめ、差がありうる場合はそれも反映させて検討しましょう。

ポイント3 労働環境・近隣への影響

製造する製品にもよりますが、温度やにおいなどの労働環境についても配慮が必要です。金属粉が発生したり油を扱う場合も同様です。また、休憩場所や社員食堂などのアメニティも労働環境の一部だと言えるでしょう。こういった労働環境は、社員のモチベーションに影響し、ひいては生産性にも影響を与える場合があります。

さらに労働環境が過酷だと人が集めにくくなり、人件費を高くせざるを得ないケースもあります。労働環境の問題は、前述の設備やランニングコストにも関わってくる問題でもあります。労働人口が減少しており短期間での改善も期待できない現在、労働環境の整備は人員確保の重要な手段の1つです。

また、社外に対しても環境の保全・配慮が求められます。騒音や排気などは、近隣からの苦情の原因となりえます。無用なトラブルを避けるという意味でも、対外的な環境を守ることも大切です。

ポイント4 関連する法律の確認

建築物にはさまざまな法律による規制があるため、関連する法律の確認は非常に重要です。法律を守り規制の範囲内で希望を形にする必要があります。どの建設会社でも基本的には、計画・設計の段階で関連する法律の確認を行います。

関連する法律の例としては、以下が挙げられます。

・都市計画法…工場の立地に関する法律。それぞれの土地に「用途地域」が定められており、規模などにもよるが工場を建設できる用途地域には決まりがある
・建築基準法…土地に建てられる建物の建蔽率・容積率・建物高さ、日影や接道の基準を定めた法律
・工場立地法…規模や業種による基準が設けられた「特定工場」の生産面積や緑地面積の割合を定めた法律

法律の範囲内で最大限に希望を実現するためには、ノウハウの蓄積が必要です。施工実績が多い建設会社ほどノウハウが多く具体的な手法にも詳しいので、安心して任せることができます。

ポイント5 費用とのバランス

法律を守ることが大前提ですが、最終的には以上見てきたような工場の性能・品質と建築費用とのバランスで仕様や設備のグレードを判断することになります。

まず工場の設備や仕様・性能について、妥協できない部分・妥協できる部分の優先順位を決めましょう。機械的には決められず、他の条件と組み合わせになる場合もあるでしょう。それはそれで条件を明確にします。

もちろん、先に述べた通りランニングコストや稼働後の収支も重要です。工場の稼働率に応じた売上額など、コストと利益のバランスも考えます。

そのうえで、見積もりを取って検討します。その際には決めておいた優先順位をもとに検討しましょう。

相談した際により誠実な対応をしてくれる業者を選ぶ事をお勧めします。ただし、先にも述べた通り工場建設は建物ができたらお終いというものではありません。メンテナンスなどでお付き合いが続くので、お互い「WIN-WIN」の関係を築けるようにすることが将来的にはプラスになります。

信頼できる業者に問い合わせるのが一番安心

場合によっては土地選びから始まり、建物・設備の内容や費用とのバランスなど、工場建設には考えなくてはならないことが膨大にあります。しかも冒頭でお話した通り、新しい工場を建設するという経験はそうそう何度もないことです。そもそも信頼できる業者に出会えるかどうかがカギになるとも言えます。

【ファクトリア】は、快適な作業環境を実現して企業価値を高める工場を目指す「工場建設のトータルサービスブランド」です。施工実績が多く、経験を通じて得たノウハウを多数蓄積しています。

建設工事のご相談はもちろん、補助金の情報や申請書類作成のサポート・土地情報の提供・内装デザインのご提案などいたします。

また設計から施工までワンストップ、アフターフォローもあるので安心していただけます。設計段階からコストを意識したご提案を行うと同時に、設計・施工・メンテナンスの窓口が一元化されています。長期的な工場の管理・運営が可能です。

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