工場・倉庫のトイレが汚い際のデメリット

衛生面から品質への影響

毎日使用するトイレは極めて汚染されている場所です。汚れているトイレを使用すると、手だけでなく、衣服などにも細菌が付着し、作業場へ汚れや細菌を持ち込むリスクが上がり、そこで製造される製品への影響も懸念されます。

従業員のモチベーションが下がる

従業員が毎日使用するにも関わらず、あまり重要視されない場所「トイレ」。職場環境改善の際にもついつい後回しになってしまいがちですが、従業員のモチベーションに関わる場所として注目されています。トイレが清潔でなければスタッフの満足度低下に直結します。スタッフ自身がここはクリーンじゃない工場だ、と感じていては自社の製品を自信を持って周りに勧められません。このような工場では作業のモチベーションもあがらず、最悪辞めてしまったり、新規雇用が上手くいかなくなる可能性もあります。

企業イメージ

トイレが汚い＝工場全体も汚い＝清潔ではない場所で製品を作っている、と消費者のイメージに大きな影響を与え、会社のイメージダウンにつながります。製造する製品や新規雇用にも悪影響を与えかねません。

工場・倉庫の汚いトイレへの対策

「清掃しづらい工場」と一言にいっても様々な要素が考えられます。清掃しやすい工場をつくるためのポイントの例をご紹介します。

清掃しやすい仕様にする

トイレは毎日使用する場所でもあり汚れやすい場所でもありますので清掃をしやすくする工夫が求められます。工場や倉庫のトイレがまだ和式トイレのままであれば、洋式トイレにすることをおすすめします。近年では学校から老人施設でも主流の形となってきています。幅広いニーズに対応しているだけではなく、清掃のしやすさや抗菌性能をとっても洋式トイレをおすすめします。

た便器だけでなく、床材、内壁材についても抗菌性能が優れたものや掃除のしやすいものを採用すると日々の清掃効率も上がります。

パウダールームも兼ねる

トイレをトイレとしてだけではなくパウダールームも兼ねた空間にする事も清潔なトイレ空間の創出に有効です。単にトイレとしての空間ではなくする事で、その空間一体を綺麗に保とうという意識に繋がります。

デザイン

物理的に衛生なのももちろん大事ですが、視覚的にも衛生的なトイレにする事で、利用する人達にとっても「綺麗に使おう」という意欲に繋がります。デザインの工夫によって快適な空間にする事は、トイレの清潔さを保つ上ではもちろん、その他にもモチベ―ションや作業効率にも大きな影響を与えると考えられます。

トイレの設備リニューアルで期待できる改善効果・メリット

工場・倉庫のトイレ設備のリニューアルで期待できるメリットとして、まず企業の印象向上が期待できるという点が挙げられます。毎日、多くの人が使用するトイレがきれいでないままの状態が続けば、企業に対する不信感にもつながります。どんなに良い製品を製造できても、製造環境が悪いという印象を消費者に持たれてしまっては、売り上げの向上には繋がりにくいでしょう。

反対に、新しい設備を取り入れたきれいなトイレであれば、企業のイメージも新しく、良いものとして変わっていくでしょう。製造される製品にも、そういった企業の良いイメージが付加価値として乗り、売り上げの向上にも繋がる可能性があります。

またトイレのリフォームは光熱費の削減にもつながります。省エネに対応している機器や設備を新たに導入することによって、電気代や水道代が今までよりも安くなる可能性があります。長い目で見ると、大きな節約にもなり得ます。

工場・倉庫のトイレの設備リニューアルについてお気軽にご相談ください

新たに工場建設を考えている、トイレや衛生面について迷っている場合は、ぜひ私どもファクトリアにご相談ください。ファクトリアは快適な作業環境を実現し、企業価値を高める工場を目指す「工場建設のトータルサービスブランド」です。設計から施工まで一貫して対応いたします。

食品工場のHACCP対応や工場内の清掃のしやすさなど、工場建設には専門性の高いノウハウが要求されます。施工者の知識・経験を設計にも活用できる設計施工の方が、安心して計画を進めることができます。ファクトリアなら、衛星面、トイレ空間の提案などそのほかあらゆる面について今までに培ってきたノウハウをもとにした設計施工が可能です。

検討中の段階でも問題ありませんのでご興味がおありでしたら、まずはお気軽にご連絡ください。